最新記事一覧

GWの連休が明けると看護実習が始まります。

当院では、何校かの看護学実習を引き受けています。実習を引き受ける以上は全力で実習をサポートする!というのが当院の方針です。実習指導者も知識に優れているだけではだめです。共に学び合う精神を持ち合わせた者こそが真の指導者であると考えています。学生さんにとって慣れない場所で実習を行うのはとてもストレスのかかる事です。そんな学生さんのために、日当たりが良く、ロケーションも大変すばらしい控室を用意しております。 天気の良い日は富士山も正面に見えます。冬の夜は東京タワーがつくしのように見えることもあるそうです。PCや端末機の持込みも考えてコンセントも増設しました。 …

卓球とピンポンと

法人の卓球部は数ある部活動の中で一番活動回数が多い部活ではないでしょうか?休日以外は12時30分になるとメンバーがぞろぞろと集まり始めます。保険組合の卓球大会を目指して部員のみなさんが練習に励んでいるところに混ぜてくれました。打ち方も知らない私に親切に教えてくれます。無駄な動きが染みついているこの身体に正しいフォームが身に着く事はないのですが、それでもゲームを通じて卓球の楽しさを教えてくれる部員がいます。今では夢中になって楽しんでいます。卓球仲間は、最初は3人で始まって次第に4人、6人、今では10人を超える事もあり、卓球台を2台用意して活動しています。普段、話をす…

古峡と漱石

古峡は、東大文学部で3年間漱石の講義を受けている師弟の関係で、学生時代からしばしば漱石のお宅に伺っています。漱石のお嬢さんが亡くなった日も、たまたま古峡が尋ねた日のことで、漱石はこの日のことを材料に「彼岸迄」と「雨の降る日」を書き、朝日新聞に連載されています。この中にある男が紹介状を持って尋ねてきた、とあり、その男は古峡だとされていますが、古峡は先生のイマジネーションが、多分に働いて立派な芸術品となっているからであるが、それは事実と違う、長年師弟として知り合っているものが、紹介状を持っていくわけがない、と漱石全集月報昭和3年版の中に「雨の降る日」と題して書いていま…

『ほうれんそうのおひたし』

4月も半ばになり新社会人になった人たちも少しずつ職場に慣れた頃でしょうか? 新人教育の中でよく『ほうれんそう』のワードを用いて組織の繋がりの重要性を説明します。 ほうれんそうは知っての通り、報告=ほう、連絡=れん、相談=そうだんのあたまを取ってほうれんそうです。(最近はかくれんぼうという考え方もでてきているようですね、ちなみに確認、連絡、報告だそうです。連絡と報告って…) そして、おひたしは新人から発せられたほうれんそうに対する返し方を示しています。 「お」=怒らない、「ひ」=否定しない、「た」=助ける(困り事があれば)、「し」=指示(支持)する。 これ…