お知らせ

改正健康増進法の準備

2018年7月に改正健康増進法が成立したおかげで7月1日には病棟から喫煙室がなくなることになります。

喫煙されている方は少ないとはいえ惨い決定だなぁと思います。

その昔、私もヘビースモーカーでした。1日2箱なんてざらに吸っていました。しかも20年以上にわたって吸っていました。

そんな私でも今はたばこを吸っていません。

やめるきっかけは保育所に通う娘の鼻毛の成長が著しく、「パパ、ちょきちょきして」と5歳の娘が気になるくらい鼻毛が伸びていたのです。

きっと、汚れた空気のせいで鼻毛が伸びてしまったのだろうと、責任を強く感じました。

なんども失敗しながらも止めることが出来ました。そこには止めたいという気持ちがあったからだと思います。

今回の法律の改正ですが、患者さんたちは“国の方針だから”と受け入れられるのでしょうか?

イギリスの禁煙活動家のアレン・カーはたばこを止めるのは簡単だと言いました。「次の煙草に火を付けなければいいのです。」と、自分で火を着けないのと、人に着けてもらえなくなるのと、“吸わない”は同じでも随分と違うものですね・・・

7月1日からは禁煙となります。たばこなんてこの際止めちゃいましょう!私でもやめられたという自負があります。まだ時間はあります。一緒にもがいてみませんか?タバコをやめた先はいい事がいっぱい待っていますよ!

医療法人グリーンエミネンス
中村古峡記念病院 看護部長 斉藤 理