理念・基本方針

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看護部長から、
皆様へのごあいさつ
根底にあるもの / 目標としていること
中村古峡記念病院
看護部長 斉藤 理
“当法人の根っこにあるもの”
“当法人の根っこにあるもの”
中村古峡が開いた中村古峡診療所は中村病院となり、その後に中村古峡記念病院と名前を変えて今日に至ります。古峡の孫にあたる、中村みどりが、大きな病院へと変わりゆく様を見つめて、『あの千葉寺に移って来た、もの寂しい頃のことを思うと大変な違いで、ありがたいことと思っているが、あくまで祖父中村古峡が悲願とした精神病院の悲惨さ、患者を抱える家族の苦しみ、それを救うために一生をかけようと、この道修山に根を下ろした事を根本の精神として、これからも盛り立てていってほしいと切望してやまない』と言いました。
これこそが根っこの部分であります。
“私たちの手で不幸にするな”
“私たちの手で不幸にするな”
呉 修三先生が、『精神病者私宅置ノ実況及び其統計的観測』の中で『我がくに十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの他に、このくにに生まれたるの不幸をかさぬるものというべし』という言葉を記しました。私は先の部長から「私たちの手で不幸にするな」、「この病院に入った不幸(第三の不幸)」だけは招かないようにしなければならない。と教えを授かりました。
みなさんは思い悩んだことがありますか?悩んで眠ることもできず、ご飯も喉が通らないようなどん底の毎日。そんな時に、誰かに悩みを相談したら真っ暗な心に一筋の光明を見出したことや、安心感を与えてくれる人に出会ったことはありませんか?精神看護は自らの関わりが悩める人(患者さん)の回復へとなることがあります。患者さんから「入院してあなたのような看護師さんに出会えてよかった。」と言っていただける看護師になる。そうなれば第三の不幸は決しておこらない。そんなことを目標に努力しているところです。
理 念
私達看護者は、
患者様一人一人が
その人らしく生活できるように
「誠実で・丁寧な・
思いやりの心」
をもって看護を実践します。
そして、共に支えあう事を
誇りとして、
安全で信頼される
看護の提供をめざします。
基本方針
1
個別性を大切にした看護を行ないます。
2
あなたの持てる力を信じ、セルフケア能力を高め、
自立に向かって共に歩みます。
3
わかりやすい説明と情報提供に努めます。
4
知り得たあなたの情報を大切にします。
5
笑顔いっぱいの療養環境創りを心がけます。
6
患者・ご家族の皆様に寄り添う為に、
私達は 医療人として自己研鑽に努めます。
7
生命の尊厳と人権を護ります。
私たちは、上記の理念・基本方針のもと、より良い明日の医療を創造していきます。
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