*写真は、当時、中村古峡が実際に往診に使用したドクターバッグ
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すべての方の
心に寄り添った
医療・福祉を。医療法人 グリーンエミネンス
理事長 中村 周二私たちのサービスの原点であり、大切に持ち続けている想い、
「心を見つめる、をずっと。」
現在の医療法人グリーンエミネンスとしてのはじまりは、
1929年(昭和4年)に、文学者であり心理学者でもあった祖父中村古峡が
自然環境の良い千葉市千葉寺町に有床診療所を開き、
昭和8年に84床の中村古峡診療所をこの地に開設したのが第一歩でした。
以来、精神科単科から内科・整形外科・リハビリテーション科・放射線科を
診療科目とする医療機関として運営してきました。
また、院内には重度認知症や精神科に対応するデイケア「それいゆ・みもざ」や
240床の入院病棟、そして地域の要請に応える110床の「うらら介護医療院」や、
「うらら在宅介護支援センター」などを併設し、
人のため、社会のために貢献できる、幅広いサービスを展開しています。
たくさんの人を、より多くの人の心を、見つめ続けて約95年。
どの施設・サービスについても、中村古峡の教えに従い、
患者様、利用者様の立場に立って、一番身近な自分の親が利用したら
「どうして欲しいか」「何を求めるか」を考え、
その答えを、すべてのサービスやケアに反映しています。
それは何よりも、理事長である私自身が60歳以上であり、
「自立」の方から「要介護」の方まで受け入れ、54室を有する
サービス付き高齢者向け住宅「古峡ヒルズ」で暮らしながら、
日々感じていることでもあります。
家庭で看護・介護することも大事ですが、
安心できる、信頼できる施設を利用することは、
ご本人様にもご家族様にとっても精神的・肉体的な負担を和らげ、
家庭環境を守る上でも大変重要なことであると考えます。
人を見つめる、をずっと。今後とも当サービスをご利用いただける
すべての方の心に寄り添った医療・福祉に努めてまいります。
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「中村 古峡」について1881年(明治14年)生まれの中村古峡は、東京帝国大学(現東京大学)文学部で心理学を学び、夏目漱石の門下として執筆、著作の傍ら、大正の中頃から品川の御殿山で心理療法を行なっておりました。40歳を越えてから東京医専(現東京医科大学)で医学を学び、千葉大学医学部で精神医学の研究を続け、1917年に日本精神医学会を設立して会長に。昭和4年(1929年)に有床診療所を開くに至り、心理学者としても様々な研究を行い、業績を残しました。
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医療法人グリーンエミネンス
歴史・沿革 -
1929(昭和4年)文学者であり、心理学者でもあった中村古峡により千葉市千葉寺町に数軒の民家を借りて神経症患者の治療を開始。
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1934(昭和9年)千葉市千葉寺町の道修山と呼ばれる丘の上に「中村古峡療養所」を開設。4棟の病棟を寮と称した。1949(昭和24年)全寮を改造し、「中村病院」と改称。
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1951(昭和26年)千葉県内4番目の医療法人として設立認可を受けた。1992(平成4年)精神科デイケア「それいゆ」開設。
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1996(平成8年)「中村病院」から「中村古峡記念病院」に改称。
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1997(平成9年)琴記念館新築、「介護老人保健施設 うらら」開設。
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1997(平成9年)琴記念館新築、「介護老人保健施設 うらら」開設。1999(平成11年)「介護老人施設うらら在宅介護支援センター」開設。中原中也の療養日誌が発見される。 *2004 年レリーフ制作2001(平成13年)「介護老人施設うらら在宅介護支援センター」が千葉市の委託事業となり、「うらら在宅介護支援センター」へ名称変更。
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2004(平成16年)創立75 周年記念に古峡記念館、(1部)新ヒルトップ棟建設。
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2006(平成18年)千葉市の委託を受けて、「千葉市あんしんケアセンターうらら」(現、千葉市あんしんケアセンター千葉寺)の開設。(地域包括支援センター)
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2012(平成24年)「古峡みはまクリニック」を開設。電子カルテシステムを導入し、同時に千葉市初となる、重度認知症デイケア「みもざ」、精神科デイケア「それいゆ幸町」を開設。
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2013(平成25年)千葉市の委託を受けて、「千葉市あんしんケアセンター幸町」の開設。(地域包括支援センター)
*2022 年3 月委託運営終了 -
2018(平成30年)中村古峡記念病院に電子カルテシステム導入。
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2022(令和4年)「介護老人保健施設うらら」を千葉市の認可により「うらら介護医療院」へ転換。また、「古峡みはまクリニック」の全機能を中村古峡記念病院に併合。
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2023(令和5年)サービス付き高齢者向け住宅「古峡ヒルズ」開設。
事業所内保育施設「保育室リリー(古峡ヒルズ施設内)」を千葉市認可保育園へと移行し、近隣地域のお子様の受け入れを開始。
これまでも、これからも。人を見つめる、をずっと。